仮想通貨を最も安く手に入れるタイミングとしてプレせールというものがあります。
この記事では仮想通貨のプレセールスについて詳しく解説します。
プレセールスとは?
プレセールは、取引所などで上場する前にトークンを販売することを指します。
必ずしもこのセール期間が用意されているわけではありません。逆に、プロジェクトによっては、プレセールス期間を分割し、少しずつ割引率を変化させるケースもあります。
目的はプロジェクトにより異なりますが、プレセールス前のテストセールス(反響を見る)が目的の場合もあれば、プレセールスを行うまでの資金調達が目的の場合もあります。
投資家としてプレセールスのメリットとしては最も安くコイン/トークンが購入できるという点にあります。
過去にあったプレセールスの事例
過去にプレセールスで合った好事例としてエイダコイン(ADA/Cardano)について解説します。
エイダコインは「Cardano」で利用する仮想通貨です。
従来のオンラインカジノは参加者が負けるようにシステムが組まれ、胴元が必ず勝てるという不正が可能だと言われている点が問題となっていました。
Cardanoはブロックチェーン技術を取り入れたオンラインカジノで、プレイの記録を保存してユーザーに公開するため、公平性が非常に高いという特徴があります。
このADAコインは2016年のプレセールスの際には0.2円で販売されていました。
登場した当時は「怪しい」「危ない」という声もありましたが、その後順調に値上がりし続けて、5年後の2021年9月には320円を達成しました。
ですので、例えばプレセールス時に50万枚(10万円分)のADAコインを手にしていた人たちは現在、1億円以上の資産を手にしていることになります。
プレセールスの注意点
さて、そんなプレセールスですがいくつか注意点があります。
詐欺案件がある
かつて仮想通貨のプレセールに関する詐欺案件が横行していました。
具体的には「このコインは上場する」「このプロジェクトは必ず成功する!」と吹聴して実際には上場しなかったり、プロジェクト自体が失敗してしまい、コインの価値が全くなくなってしまったという事案が横行していたのです。
最近はそのような案件が少なくなってきましたが、見極めをしっかりするようにしましょう。
上場直前の値上がりで売ってしまい、その後の値上がりを逃してしまう
一方で、せっかくプレセールスの最安値でコインを手にしたのに上場直前にすぐ売ってしまって長期的な利益を逃してしまうというケースもあります。
客観的な情報収集や検討を重ねて信頼できるプロジェクトやコインであれば、短期的な利益より長期保有で大きな利益を狙うのがおすすめです。
プレセールスでコインを購入する方法
それではプレセールスでコインを購入する方法について解説します。
一般的な流れとしては以下のようになります。
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- 指定の暗号通貨を購入する
- ウォレットを準備(ダウンロード)する
- 指定のアドレスに送金する
- 受け取りを確認する
</div>
まとめ
以上、仮想通貨のプレセールスについて解説してきました。
現状、仮想通貨全般に関しては法整備が追い付いていない部分があり、プレセールスについても自己責任となりますが、一方で成長いちじるしい仮想通貨市場でプレセールスのタイミングをつかめるというのは大きなチャンスとも言えます。