MetaMask(メタマスク)はイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。
ブラウザ版とスマートフォンのアプリ版があり、登録することでいつでもどこでも仮想通貨の送金や受け取りができます。
そこで本記事では、仮想通貨ウォレットMetaMaskの使い方や、連携できるサービスについて解説していきます。
イーサリアムを利用する予定がある方は、ぜひ本記事を参考にしてMetaMaskを始めてみてください。
メタマスクとは
MetaMaskは、イーサリアム系のトークンを保管するためのWeb上のウォレットです。
簡単に言うと「仮想通貨(暗号資産)専用の財布」で、イーサリアム(ETH)や、イーサリアムをベースに発行されたERC-20トークンを保管・管理することができます。
MetaMaskはイーサリアムのブロックチェーンと連動したサービスの決済に使用したり、ブロックチェーンゲームなどと連携させることも可能です。
メタマスクのメリットとは
メタマスクのメリットには以下のようなものがあります。
ETHやイーサリアムトークンをまとめて管理できる
MetaMaskでは、複数のウォレットを作成することが可能です。
使用用途ごとにウォレットを使い分けることができるため、ETHやイーサリアムトークンをまとめて管理することができます。
また複数のアカウントを簡単に切り替えることができるので、非常に使いやすいです。
ウォレットによってはトークンごとにアドレスを管理しなくてはいけない場合もあるので、MetaMaskならではのメリットだと言えるでしょう。
ブロックチェーンゲームを利用することができ
MetaMaskを使えば、ブロックチェーンゲームで入手したNFTやイーサリアムベースの仮想通貨を管理することができます。
例えば、ブロックチェーンのテクノロジーを使用した「DApps」が提供するゲームのアイテム購入代金などは、MetaMaskを通じて決済可能です。
ブロックチェーンゲームを楽しみたい方にとっては、MetaMaskは欠かせないウォレットだと言えます。
メタマスクのデメリット
- ハッキングに利用されたことがある
- 対応しているブラウザが少ない
MetaMaskを利用できるブラウザは、GoogleChromeやFireFoxです。
また、ハッキングのリスクがゼロではない為、サービスと接続する際には偽サイトに接続しないよう要注意しましょう。
メタマスクの始め方
メタマスクの始め方は下記3ステップの手順です。
- メタマスクのインストール
- ウォレットの作成
- シークレットリカバリーフレーズ(シードフレーズ)の確認
以下、詳しく解説します。
メタマスクのインストール
まずは、MetaMaskの公式サイトにアクセスします。
「Download」→「Install MetaMask for Chrome」をクリックします。
そして「Chromeに追加」をクリックし、「拡張機能を追加」をクリックます。
この画面が出てくれば完了です!
ウォレットを作成
次にウォレットを作成します。
上記の画像の「開始」をクリックします。
「ウォレットの作成」をクリックして次の画面で「同意します」をクリックします。
パスワードを作成するとウォレットの作成は完了です。
シークレットリカバリーフレーズ(シードフレーズ)の確認
次に下記画面に遷移し、シードフレーズについての説明を受けます。
簡単に言うと、ウォレット内の資産を守るための鍵の役割です。
「次へ」をクリック
「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」をクリックします。
ここで、12語の英単語が表示されますが必ず他人に見られないように保管しましょう。
もし流出すると、ウォレットから全ての資金を盗まれてしまいます。
推奨方法としては、紙のメモなどのアナログで記録し、誰にも見られない場所に保管しておきます。
スクショやWeb上のメモだとデータハッキングさせる危険性があります。
次に、メモしたシードフレーズを順番通りに入力して確認します。
これで完了となります。
まとめ
以上、メタマスクについて解説してきました。
メタマスクはNFTやメタバースの盛り上がりの中、ぜひとも利用したいウォレットです。