近年注目が集まるeスポーツ業界。一昔前は「ただのゲーム」というような位置づけだったのがエンターテイメント業界はもちろんのこと、行政や教育の分野でも注目されるようになってきました。
その一つとしてeスポーツ専門学校というものも登場しております。
これまで主に首都圏の専門学校にコースが開設されていましたが、2022年には岡山の専門学校でもeスポーツのコースが新設され、需要が高まっています。
そこでこの記事ではeスポーツ専門学校について解説します。
eスポーツ専門学校とは?
eスポーツ専門学校とは文字通り、eスポーツについて学べる専門学校です。
「専門学校」とは「専修学校の中で専門課程を設けている学校」で、高校卒業後に入学できるいわゆる「専修学校」となっています。ですので大学卒業後や、社会人からでも入学可能となっています。
後述しますが、ゲームプレイヤー以外に解説者やプログラマー、イベンターなどについても学べるようになっています。
eスポーツ専門学校が設立している背景
「わざわざ専門学校で専門学校でゲーム学ぶの?」
「それって将来性大丈夫なの?」
という方もいらっしゃると思いますが、現在、eスポーツ業界は世界的に市場が広がっています。
つまり、eスポーツは「単なる遊戯」としての範疇は超え、ビジネスとしても着実な地位と基盤を築いていると言えます。
そのような流れをうけ、現在eスポーツを行政や教育現場に取り入れる動きはかなり活発化しています。
高校対抗の全国eスポーツ大会
テレビ東京と電通は高校対抗のeスポーツ大会を開催しております。
2022年で4回目を迎え、毎度大きな盛り上がりを見せています。
大阪府大東市
大阪府大東市ではeスポーツプラットフォーム「Libes」を開発・運営する、株式会社 Liberal Mindと連携し、市内中学校のeスポーツ部設立を支援するため、必要な機材の設置や、子どもたちへの技術指導サポートを全て無償で提供するというプロジェクトを進めています。
詳しい記事はコチラに記載しております。
eスポーツ専門学校ではどのようなことが学べるか?
さて、話を戻してeスポーツ専門学校では
そしてどのようなことが学べるのでしょうか。
まず、eスポーツ専門学校では以下のような職業を目指せるようになります。
- プロゲーマー
- キャスター(解説者)
- マネージャー
- アナリスト
- イベントター
- コンポジター
また、カリキュラムは以下のようなものになります。
単なるeスポーツプレイに関するカリキュラムだけではなく、ビジネスマナーやスキル、企画に関しても学べるようになっています。
eスポーツはブロックチェーン業界でも注目されている
なお、eスポーツはブロックチェーン業界でも今、非常に注目されています。
というのもブロックチェーン技術が成長市場であるeスポーツ業界の問題を解決できる可能性があるからです。
eスポーツ業界では「プレイヤーの収入」や「コンテンツやグッズの二次使用」などに関する課題があります。
こういった問題を解決するためにブロックチェーン技術が導入されるようになってきました。
その一例としてeスポーツプラットフォームLibesではブロックチェーン技術でプレイヤーに資金面の援助やNFTコンテンツの導入によりプレイヤーへの利益還元、またギフティングなどの制度を導入しています。
詳しくは以下の記事に記載していますので併せてご覧ください。
まとめ
以上、eスポーツ専門学校について、活動内容やその意義について解説してきました。
今後ますます成長市場にあるeスポーツを支える学校機関として今後も注目ですね!