仮想通貨といえばビットコイン、イーサリアムが有名ですが、最近それらを超えるのではと人気なのがソラナ（Solana）です。
この記事ではソラナ（Solana）がどのような仮想通貨なのか、どのような将来性があるかについて買い方も含めて解説します。
ソラナ（Solana）とは？
Solanaはクアルコム出身のエンジニアによって2020年3月に新規リリースされたばかりの新しいブロックチェーンで、様々なアプリケーションの開発や利用を支える目的で運用されています。
そしてソラナ（Solana）で採用している
比較的歴史の短い仮想通貨銘柄であるにも関わらず時価総額ランキング9位に位置しており、大きな期待が寄せられている銘柄となっています。
ソラナ（Solana）の特徴
Slolanaの特徴は以下のようなものがあります。
高処理速度と低取引コスト
Solanaの特徴は何といってもその性能の高さであり、トランザクション処理速度や取引コストが、多くのブロックチェーンよりも大幅に優れています。
ビットコインやイーサリアムは多くのユーザーがいる一方で、以前からスケーラビリティ問題（取引件数が増えすぎて、処理の遅延や手数料高騰が起こること）に苦慮しており、その解決策をいろいろと講じてはいますが、理想とは程遠いのが現状です。
一方でSolanaは、ビットコインやイーサリアムとは比べ物にならないほどの高速処理と安い処理コストを実現しています。
またこれまでリップルなど、ビットコインやイーサリアムの欠点を克服したブロックチェーンが多くつくられてきましたが、Solanaはそれらの性能をも上回っています。
他のブロックチェーン運用ができる
Solanaはクロスチェーン運用といって、他のブロックチェーンと連携して運用することが可能です。
ビットコイン(BTC)など、以前のブロックチェーンでは互換性がありませんでしたが、Solanaはイーサリアムとのブリッジ機能を発表するなど、相互運用の開発に力を入れています。
他のブロックチェーンはSolanaのブロックチェーンと連携することで、スケーラビリティ問題を解決できる可能性があるため、注目されています。
※スケーラビリティ問題とは、暗号資産（仮想通貨）に用いられているブロックチェーン技術において、1つのブロックの中に書き込めるトランザクション（取引データ）の数が限られていることが引き起こす障害の問題。
様々な企業と連携し拡大し続けている
ソラナ（Solana）は低コストかつ高速なブロックチェーンであることから様々な企業がSolana/SOLと提携を発表しています。
- Serum(分散型取引所/DEX)
- USDT(ステーブルコイン)
- USDC(ステーブルコイン)
- Terra/UST(ステーブルコイン)
- Chainlink(ブロックチェーン/仮想通貨)
上記のように非常に有名な仮想通貨プロジェクトとも連携していることから、その将来性が大きく期待されていることが分かります。
ソラナ（Solana）の今後の見通し・予想
今後のソラナ（Solana）の見通しですが、数多くプロジェクトがSolanaのブロックチェーン上で開発されることが予想できます。
ここまででも解説したように、Solana/SOLはトランザクションの処理速度が非常に速く、かつコストも大幅に抑えられるという大きな特徴を持ったブロックチェーンです。
現在でも最も多くのDappsなどの開発が進んでいるのがイーサリアム(ETH)ですが、イーサリアムは需要過多によるスケーラビリティ問題を抱えています。
すでに100以上のプロジェクトがソラナ（Solana）上での開発を進めていることからも、今後は非常に多くのDappsが高速・低コストのブロックチェーンであるソラナ（Solana）で開発される可能性は十分に考えられるでしょう。
今後の動向によってはソラナ（Solana）がイーサリアムを超える日が来る可能性も否定することはできないでしょう。
まとめ
以上。ソラナ（Solana）について解説しました。
今後の将来性が非常に期待できるプロジェクトであり、その期待値がトークン・SOLの価値にも反映されています。
